合格記事 前回の続きです
ここでは自分がやっていた宅建の勉強5つをまとめました。
Contents
宅建の勉強1.Youtubeで宅建動画の視聴
便利な時代になったもので、2020年を境にYoutube上でも多くの方が宅建Youtuberとして活動を始めました。
自分の勉強で最も役に立ったのがこのYoutube動画でした。
教科書だとサッパリ意味不明で眠くなってくる内容でも、動画で分かりやすく解説されると簡単に入ってくるものもありました。
これがなかったら受験2回目の今年も間違いなく落ちていたと断言できるほど、役に立ちました。
ゆーき大学
一番お世話になった宅建チャンネル。
各単元が1動画につき1つで完結にまとまって整理整頓されているため次に挙げる棚田(敬称略)のように「あの動画どこだっけ?」と迷うことが一切ありません。
動画も分かりやすく、ゆーき(敬称略)自身の姿を映しているのはサムネイルだけ。宅建学習者が求めているのは分かりやすさですから、これは本当にありがたい。
黒書は一切使わず、パワポといらすと屋で極限まで見やすくしているのは何度も繰り返して見る上でとても助かりました。(この業界、板書である必要性が皆無なのに板書で進行する動画投稿者が多すぎるので・・・)
法律初学者の自分はいきなり教科書を読んで学ぶのはかなりハードルが高かったので、教科書の内容を更に分かりやすく噛み砕いたゆーき大学の動画にはどれだけ助けられたことかっ・・・!
ガチのマジでゆーき大学の動画は何回見返したか分かりません。
Youtubeには多くの宅建動画がありますが、自分が動画視聴していた時間の90%くらいはゆーき大学だったと思います。
徹底的に無駄を削いで、とにかく分かりやすく、そして完結に。宅建チャンネルは数多くありますが、最も学習者のことを考えて動画が作られているのはゆーき大学だと思います。
世間では「性格が悪そう」「プライドが高そう」「神ノート高杉晋作」「SEXの途中で直前対策講義をやりそう」等のマイナス評価も多々ありますが、それらをさっぴいても、ゆーき大学の評価は自分の中ではNo.1です。
棚田 不動産大学
宅建業界最大手チャンネル
2020年に発足してからわずか1年ちょっとでナンバー1の座を獲得。
投稿者の棚田(敬称略)が勤めていた不動産会社で全国No.1のトップセールスマンだっただけに売り込み方が上手いこと上手いこと。(まぁ不動産営業の全国No.1なんて肩書きは、世に100人くらいはいる自称歌舞伎町No.1ホスト、No.1キャバ嬢と同程度の価値しかないので眉唾モノですが)
このチャンネルの良いところは、投稿者の棚田が実務経験のある人間であるため、勉強しているとよく浮かぶ疑問にズバリしっかり答えているところ。
宅建の試験は覚える量が膨大なので、なるべく記憶が定着しやすいよう理解して覚えることが肝心です。
しかし、教科書はページ量の都合から学習している際に出てくる「Why?」に一切答えずそのまま進むので、とにかく根性で暗記ゴリ押ししなければならない場面がとても多い!!!
また、教科書は教科書単体では何度読んでも絶対に「理解」できない意味不明な部分が山ほどあるので、そこを理解する際に不動産大学にはとても助けられました。
例えば賃貸のときは「津波災害警戒区域」であることは通知しなければならないが、「津波防護施設区域」であることは通知しなくてもよい、など。
教科書では理由が全く書いてないので根性で丸暗記するしかないのですが、機械的に無理矢理頭の中に詰め込んだ知識はすぐ忘れてしまいます。
そのため、こういう疑問点にしっかり理由をつけて説明している不動産大学には本当に助けられました。
ただ、不動産大学は無駄な広告が多い、不必要な尺稼ぎが多い、動画がバラバラなので必要なものを探しにくい、といった欠点も多々あります。
とはいえ、ビジネスでやっている以上、動画投稿者と視聴者の利害が相反する事が多々あるのはしゃーないといえばしゃーないですけどね。
以上より、自分は
1.ゆーき大学をメインに視聴して全体像を掴む
2.分からなかった細部を棚田の不動産大学で理解して詰める
という使い方をしていました。
その他 宅建講師、宅建Youtuber
みやざき先生
ハゲ、白ブチ眼鏡、Vネック、扇子、動画が長い、キモい、喋り方が生理的に無理、等々・・・なぜか世間では滅茶苦茶叩かれているみやざき先生。
そんなみやざき先生ですが、試験当日の夜の時点で既に合格点を35と断言。その後「95%自信があります」→「35点は99%大丈夫」→色紙に35点合格おめでとう、などなど。今年は超ビッグマウスを連打していました。
過去の的中率もこんな感じ↓ 本当にすごい。
🍀宅建みやざき塾合格予想ライン実績
🎯10月試験全てズバリ的中🎯
2012 『33』.34.35
2013 『33』
2014 『32』
2015 30.『31』
2016 34.『35』
2017 34.『35』
2018 36.『37』.38
2019 『35』.36
2020.10 『38』.39
2020.12 (『36』)37.38.(39)※データ微量😥
2021.10 35💖— 宮嵜晋矢(宅建みやざき塾)🚄超特急合格🌈🈴 (@takken_miyazaki) November 24, 2021
自分は早い段階でゆーき大学+神ノートの決め打ち学習を進めていたのでみやざき先生の動画は全然見ていませんでした。
最終的な合格点も下振れの34点だったので35点でハラハラドキドキしていたのも完全な杞憂でした。
しかし、しかし!!! 35点だった自分は試験終了後にみやざき神の予想にどれだけ励まされたことかっ・・・!
12月1日まで平穏な心で合格発表を迎えられたのは全てみやざき先生のお陰です。本当に感謝の念しかありません。
あと、本人は気持ち悪いオッサンなのにイラストはめっちゃ可愛くてギャップが最高です。萌え。
LINEスタンプないかなぁ・・・
宅建吉野塾
宅建に合格して人生を変えようTシャツが糞ダサくて最高
しかし吉野先生の動画は何度も繰り返し見るうちに、この糞ダサTシャツが一周回ってかっこいく見えてくるから不思議です。
上で書いたように自分が見ていた宅建動画はほぼほぼゆーき+棚田で占められていたので、吉野塾の動画はあまり視聴していませんでしたが、Tシャツ作成のクラファンあったら本気で1万くらい出したいっす。
宅建の勉強方法2.ゆーき大学 神ノート
まさに神 ほんと神
宅建の勉強を始めた当初から自分は普通の教科書に疑問を持っていました。
試験に出る部分は毎年だいたい決まってるんだから、こんなに分厚い必要あるの? と。
実際、TACの赤い教科書は全600ページ。はじめて資格試験を受ける自分の心を折るには十分すぎる厚さでした。
こんなの覚えられるわけないっちゅーねん!
また、問題を解く際に調べたい該当箇所がどこだったか探すのが面倒&持ち運びが困難ということで、だんだん使わなくなっていきました。
一応、自分で要点だけまとめたExcelのノートを作ったりもしてみましたが、この作業が思いのほか時間がかかってしまって・・・
そこで、もうメンドーだから時間短縮で買ってしまえ!と思い120ページくらいの神ノートを購入しました。自分は2020年の初版版ですが、2021年もそれを使い続けました。
信じてもらえないかもしれませんが、神ノートとYoutube動画のおかげで、自分は2021年の宅建の勉強で教科書は一度も開きませんでした。
資格試験は独学の学習環境が年々良くなっているといわれますが、実際に体験してみてマジですごいと思いました。本当に感謝感激雨あられです。
自分が購入した2020年度版は全部合わせて確か1万2千円とかだったと思いますが、今はだいぶ値上がりして4万円超えとかなんとか。
それでも、自分が2022年初めて宅建試験を受けるのであれば間違いなく神ノートは購入すると思います。
※この手の短縮ノートのような教材は他にもみやざき塾をはじめ、色々な所が出しているのでおススメです。
宅建の勉強方法3.宅建を音声化して耳学
このブログには宅建の各セクションごとのまとめ記事(現在は削除済み)がありますが、それらの記事では漢字で書く部分がなぜか平仮名になっている部分が多々あります。
その理由がこの耳学(じがく)
自分でまとめ記事を書いてその内容をそのままSoftalkでゆっくりボイス音声化。さらにそれをMP3に変換し、スマフォに入れて隙あらばしょっちゅうワイヤレスイヤホンで聞いていました。
こちらの動画↓を参考にやりました。
車の運転中はもちろんのこと、一人仕事で周囲に誰もいないとき、あと朝起きて自宅を出るまでの15分もスピード2倍速で常にワイヤレスイヤホンで聞いていました。
自分が他の落ちた受験生に対して唯一勝っていた点があるとすれば、この耳学に費やした時間でしょう。
宅建合格に必要な時間は約300時間といわれていますが、自分が耳学に費やした時間は余裕で1000時間を超えてます。
机に向かって勉強に励むのが嫌で嫌でたまらなかった自分にとって耳学が今回の合格に果たした役割はとても大きく、Youtube動画に加えて耳学の存在を知らなければ今年も100%落ちていたはずです。
これのおかげで脳に無意識レベルに定着した知識はかなり多く、相当助けられました。
耳学の反省点
反省点があるとすれば、音声化するにあたり使用した原文があまりよろしくなかった、という点。
このブログには50以上の宅建記事がありますが(現在は削除済み)、それらは全て耳学用の文章です。(所々漢字ではなく平仮名なのは漢字表記だとソフトで上手く読まれないのでそれを防ぐためです。)
これは前述した神ノートの内容と、個別問題で自分が間違えた重要そうな箇所をまとめて作成したものですが・・・中身がよくなかった。
超初歩的な内容では今さら耳学で聞いても学習効果はありませんし、かといって自分がそもそも理解すらできない内容をそのまま音声化しても馬の耳に念仏状態で右から入って左へ抜けるだけ。
原文は「自分のギリ理解できるレベルの音声」に日々アップデートしていくべきでした。
自分はこのアップデートを月に1度くらいしかしていなかったので、せっかく耳で聞いても右から左へ流れていくものが多く、費やした学習時間に対して得られた効果は少ないものとなってしまいました。
自分は一度作った音声をアップデートせず平気で1か月とか2か月とか使い回していたので、そこはもっと頻繁にバージョンアップさせていくべきでした。
もし、今年不合格だったら、来年は耳学用の原文をもっと頻繁にアップデートしていたと思います。
宅建の勉強方法4.分野別問題集
みんなが欲しかった宅建士の問題集、いわゆる黄色本
宅建業法は4週回してそこそこ実力が付いているのを実感しました。法令上の制限も3週して悪くはなかったです。
反省点があるとすれば、権利関係をもうちょっとしっかりやるべきでした。
ここは宅建でも特に難しい範囲で演習も骨が折れるので、ついついサボってしまい最終的には2周しただけで時間切れ。そろそろ過去問にとりかからなければならない時期に差し掛かってしまいました。
宅建を学習する際は必ず理解→実践の繰り返しが大事、と多くの講師が言っていてそれは自分も身をもって痛感していました。
が!権利関係だけはどうにも問題を解いてても間違えまくり&理解が大変なので嫌で嫌で仕方なく、ついついサボってしまいました。
問題はやってなくても隙あらば耳学で毎日のように聞いてるからええやろ・・・と現実から逃げていました。これは猛省です。
宅建の勉強方法5.過去問・予想模試の演習
8月の下旬あたりから着手。これについては前回の記事に書いたのでそちらを参照下さい
【まとめ】2021年 自分がやった宅建の勉強5つ
まとめると、自分がやった勉強は
- Youtube動画の視聴
- 神ノートをペラペラめくる
- 耳学
- 分野別問題集(2周~4週)
- 過去問×14回、模試(LEC4回)
の5つでした。
(※自分は普段の移動が電車ではなく車、かつ耳学がドハマりしたのでスマフォアプリ等は一切使いませんでした。)
2021年の宅建の勉強はマジで教科書を一度も開きませんでした。
続き↓
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