期間工をやる上で特に気になるのはそのメーカーの期間工の仕事はキツいか?キツくないか?という点です。
いくら給料が良くてもキツすぎて体が壊れてしまったら元も子もありませんからね。
そこで、このページではデンソー期間工の仕事は果たしてキツいのか?自分の実体験や周囲の声を元に解説します。
デンソーの期間工はキツいのか?
先に結論から書くと…
キツい仕事もあればキツくない仕事もある
というのが正直なところです。
曖昧な答えで申し訳ないのですが、デンソー期間工の人であれば殆どがこう回答すると思います。
というのも、デンソーは会社規模が大きいので重いものから軽い物まで様々な部品を作っています。
そのため、例えば西尾製作所で朝から晩まで油まみれになってる人もいれば、1年中空調の効いた幸田製作所で汗一つかかず涼しい顔をしている人もいます。
最初の面接でも「ウチは部品メーカーですが油に汚れたり重い物を持ったりするかもしれません。そこは大丈夫ですか?」と聞かれます。大丈夫かどうかは働いてみないことには分からないので面接時点では「大丈夫です!」としか言えないんですけどね笑
さて、こう書くと
じゃあ西尾は避けて幸田に行けばええんやな!
・・・と、思うかもしれませんが事そう単純でもないのがデンソーの難しいところ。
なぜならキツい製作所にせよラクな製作所にせよ仕事の種類は多岐に渡るため、当たり工程・外れ工程どこを引けるかは実際に配属されてみないことには分からないからです。
キツい製作所に配属されても運よくエレカを任されて毎日飄々としている人もいます。
一方、ラクな製作所に潜り込めたとしても検査に回されて一日中、眼球を酷使して眼精疲労がヤバいっていう話も聞きました。
自分が配属された課もこれは例外ではなく、同じ班の中ですらメッチャ楽な工程と逆にメッチャ忙しい工程があって驚いたくらいです。
- ラクな工程:ベルトコンベアで流れてくる箱を台車に乗せて機械の投入口に入れるだけ
- キツい工程:半径5mくらいに散らばってる4つの機械を相手に休む間もなく動き続ける
このように、一番最小単位の班レベルでさえ、超ラクな工程と超大変工程が混在するので、デンソー期間工はキツい仕事もあればキツくない仕事もある、というのが正しいでしょう。
※ちなみにネットだと○○製作所はラク、○○製作所はきつい、みたいな極限まで単純化した無責任な記事を掲載してるサイトもあるのでご注意下さい。
車体メーカーと比べればデンソーはきつくない。まだラク
さて、デンソーはキツい仕事があればキツくない仕事もあると書きましたが、しょせんは部品メーカー。
過去に車体メーカーで肉体を極限まで酷使する本当の期間工をやっていた人であれば、難なくこなせるレベルなのは間違いないでしょう。
事実、自分と同時期に入ってきた以前はダイハツで期間工をやっていた人は
これで年収400とか500はヤバいでしょ…
と、真顔で言っていました。
また、デンソーは他のメーカーのように20~30代の屈強な男でないと務まらない修羅の国でもありません。
全体の20~30%くらいはリアルに女子ですし、50代のおじさんどころか60代の初老の方ですら、フツーに居るレベルです。
今日の学び:デンソーには63歳の期間工の方がいる
— ぶーやん@現役期間工 (@2013_0721) July 27, 2023
そういう意味で、デンソー内でキツいといわれる工程に当たったとしても車体メーカーと比べれば全然マシなのは間違いないと思います。
最初にベテランの先輩に聞いても「仕事がキツすぎて体もたないから辞めたって人は聞いたことないなぁ」と言っていたので、ある程度の信憑性はあると思います。
デンソーの期間工はきついのか? まとめ
期間工として働く以上、どこのメーカーに潜り込んでもキツい工程を100%絶対に回避するのは不可能です。
それはデンソーも例外ではなくキツい工程もあればキツくない工程もある、というのは応募する前に頭に叩き込んでおきたい所です。
デンソーは部品メーカー。そして部品メーカーは楽という噂。つまりデンソーは楽なんだろう!
・・・こういう安易な考えで臨むと、実際はキツい工程に配属されてしっぺ返しを食らう可能性があります。
こうなったときの心理的ダメージはしんどいものがあるでしょう笑
そうならないために、デンソーに応募する際は仕事は基本的にラクだけどキツい部署に配属される可能性もある、というくらいの認識でもって臨むのがよいと思います。
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