デンソー期間工の最終選考で行うピンボード検査について

このページではデンソー期間工の最終選考でやらされるピンボード検査について詳しく解説します。

ネットだと「楽勝だよ~」みたいに言われていますが、実際にやってみると聞いてたより遥かに苦戦しました。自分の時はかなり多くの人が1回目では失敗していて驚きました。

そうならないために、これからデンソー期間工になる人はぜひ参考にしてみてください。

ピンボード検査とは?

ピンボード検査とは制限時間内に木製の枠に棒やブロックをはめていく試験です。これは文字で説明するより動画で見た方が早いので下記をご覧ください。

デンソーは部品メーカーなので、細かい作業が中心となります。

そのため余りにも不器用な人を採用してしまうとラインが止まったりして大変なので、ピンボード検査はそれを避けるために行っているとのことです。

一時はピンボード検査は難しいので簡単なカード配りだけ変更されていたようですが、ここ数年でまたピンボード検査に戻ったそうです。

ちなみに買うと2万7500円 ぼったくりでは・・・

ピンボード検査の流れ

ピンボード検査は会議室のスクリーンに手順動画が映され、心の準備が出来た人から順次別室に行き、試験を受けるという流れです。

手順動画は6~7分で、延々とリピートされ続けるので心行くまで視聴可能です。

当日の流れは下記の記事でも詳しく書いているのでそちらも併せてご覧ください。

ピンボード検査のポイントは2つあります。

ポイント1:制限時間内に終わること

これは当然ですね。ただ、時間についてはそんなに心配する必要はありません。

会議室のスクリーンに映される手順動画でも「落ち着いてやれば時間は大丈夫です」と何度も流れていました。

実際に試験官の人も同様のことを開始前に言っていました。(メチャクチャ不器用な人はこの限りではないかもしれませんが)

しかし、いざ実際にやってみると焦ること焦ることw

なんせ動画のイメトレが済んで別室に移動したらいきなり練習無しのぶっつけ本番、一発勝負ですからね。

木の棒や木の板に初めて触れるのは本番が始まってからです。

自分の作業ペースはこのくらいでいいのか?残り時間はどのくらいか? その2つが分からないのだから焦って当然です。

そして焦ると、次に挙げるミスに繋がります。

ポイント2:決められた作業手順を守ること

ピンボード検査は制限時間内に作業を終えるのは勿論のこと、決められた作業手順も守らなければなりません。

手順は以下の通り

  1. 木枠に棒を刺す
  2. 刺した棒に薄い板を通す
  3. 薄い板の上にブロックを積む

たったこれだけ 子どもでも出来る超簡単な作業です。

しかし、どこかで何か1つでも間違えたら試験官から「はい、そこまで。あなたは手を止めてください」と言われ容赦なく不合格を食らいます。

実際に自分が受けたときも6人いましたが開始10秒くらいで1人が死亡して20秒くらいで自分も死亡。

30秒くらい?経ったあたりで3人目と4人目がほぼ同時に死亡して、最後まで作業をできたのは6人中2人だけでした(その2人は当然合格)

焦っていると作業手順を疎かにしがちというのをまさに痛感させられました。

部品を取る位置も厳しく見られている!!!

実はこのピンボード検査、上で挙げた手順1~3に加えて部品を取る場所、入れる場所の順番も決まっているので、そこを間違えたらアウトです。

かくいう自分も、手順1において机の上にズラッと並んでいる棒の取る場所を間違えてアウトを食らいました。

本来は並んでいる棒を外側から取らなければならないのを、焦って内側の棒から取っていたのです。(上で貼った動画内だと好きな所から取っていますが、これだとアウトです)

自分と一緒に仲良く落ちた人も時間を気にするあまりに棒を内側から取っていてアウトを食らったそうです。

この棒は外側から取っていくというポイントは会議室のスクリーンで流れていた説明動画の中では言葉や文字では言われてなかったと思います。

1回目で落ちた後、会議室に戻って説明動画を見ると確かに作業者は外側から棒を取っていましたが、これは意識しなければスルーしてしまう盲点のように感じました。

これからピンボード検査を受ける人はくれぐれもミスらないよう注意してください。

ピンボード検査について まとめ

以上がピンボード検査の全体像になります。

自分は最終選考を受けるにあたり、健康診断が一番の山場だと思っていました。

管理人

もしここでヤバい数値が出て不合格になったらどーしよ・・・

しかし実際に最終選考を振り返ってみると、健康診断よりピンボード検査の方が遥かに緊張感が高くてハラハラドキドキしました。

動画を何回も見て頭の中でイメトレしたのに、1回目不合格だったときはリアルに焦りました(汗)

最終選考には40人近くいて、最終的に全員合格と発表されていました。

しかし個人的には40人全員があれを2回以内でパスしたとは考えにくいんですよね・・・恐らくお情けで3回目を受けた人もいたかもしれません。

だからピンボード検査で無慈悲に落とされることは滅多にないと思いますが、それでもココをクリアしないことにはどうにもならないので、これからデンソー期間工になる人は参考にしてみてください。

 


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