デンソー大安製作所に通勤する青山寮、若鮎寮、高見台寮について

このページではデンソーの大安製作所と、そこに通勤する青山寮、若鮎寮、高見台寮について解説します。

大安製作所は数あるデンソー製作所の中でも唯一、三重県にある工場です。

そのため三重在住で大安なら自宅からギリ75分以内で通勤できてしまう人はココに配属される可能性が高いのでぜひ参考にしてみて下さい！

大安製作所について

大安製作所の概要

通常、工場内の様子は外部には出ないのですが、大安については2013年に食堂をリニューアルしたので食堂だけはどういう雰囲気か分かります。

大安製作所の特徴

大安は周囲を山に囲まれた地域なのでデンソーの中でも行きたがる人は少数派の製作所です。

山が近いので猿が出没し、冬は寒さが厳しく雪も普通に積もります。　他の製作所は雪は降っても年に１，2回程度

デンソー製作所の中でも大雪警報が出るところは大安を除いて他にはないでしょう。（ちなみに警報が出るレベルの大雪だと休んでも公休になります）

トヨタにおける田原工場と同じ位置付け……といえば車体メーカー経験者の人には通じやすいかと思います。

 

特定のエリアがどれだけ栄えているかを測る指標の一つに路線価がありますが、大安周辺はこんな感じで下がりなっぱなし。

すぐ近くにある大安駅の路線価は76000円/坪。2000年以降ずっと右肩下がりなので衰退地域なのは間違いありませんね…

大安の人気の無さを裏付けるエピソードとして、リーマンショックの影響を受けデンソーでも2009年3月に期間工の早期退職の募集があったのです、それに応募した数は大安製作所が一番多かったそうです。

青山寮、若鮎寮

青山寮（男子寮）と若鮎寮（女子寮）は同じ敷地内にある団地型の集合寮です。基本情報は以下の通りです。

青山寮、若鮎寮の詳細

こちらは１～６号棟が青山寮（男）で７～１２号棟が若鮎寮（女）となります。ちなみに青山寮は「あおやま」ではなく正しくは「せいざん」と読みます

同じ敷地内に男子寮女子寮が混合していますが、フェンスでしっかり区切られているのでセキュリティは安心です。

しかし住んでいる期間工は圧倒的に男子が多いので、青山寮はギューギューで若鮎寮はかなり空いているとの話。

特に青山寮（男子）のお風呂は目に見えて混雑するそうです。

これは安城の啓和寮や西尾の青雲寮なんかと同じなので人によって好みが分かれそうです。

寮が大安製作所の真横にあるので602工場であれば通勤で苦労することはありません。（601と603は普通に距離がある）

 

航空写真を見れば分かるように山を切り開いて建てた工場なので周辺に娯楽施設などは期待できません。（すぐ近くにコンビニは2件有り）

主な買い物は3.1キロ離れたイオン大安店になりますが、徒歩だと40分はかかるので寮で自転車を借りることになります。

ただし自転車を使っても坂道が多いので苦労するのには変わりませんね。ちなみにイオンは大安店だけでなくイオンオール東員もちょっと足を伸ばせば行けます。

しかし不便な環境で周囲に娯楽施設が無いということは裏を返せば誘惑が無いから貯金がしやすい環境ともいえます。

目標があるからお金を溜めたい！だけど意志が弱くて・・・

こんな人は青山寮・若鮎寮が実は合っているのかもしれません。

高見台寮

高見台寮の基本情報は以下の通りです。

高見台寮の詳細

高見台寮の最大の特徴は製作所まで遠いという点。

バスの待ち時間とか敷地→工場までトータルすると20分くらいかかるので待ち時間も含めると毎日通勤で1時間近くを使います。

生活面でいえば高見台寮はイオンモール東員店が寮から2キロの近所にあるので青山寮、若鮎寮と比べれば周辺は栄えています。

最寄り駅の北勢中央公園口も徒歩10分程度で着くので、そこから名古屋まで丁度1時間で行けるのはデカいですね。（青山寮、若鮎寮だと名古屋まではどんなに早くても1時間半くらいかかる）

ただし、高見台という名前の通り高台にあるので自転車生活だと坂道が結構大変です。

大安製作所と青山寮、若鮎寮、高見台寮について　まとめ

冒頭でも書いたように大安製作所は数あるデンソー製作所の中でも人気がない工場といわれています。

しかし人によっては住めば都で、特に節制してお金を溜めたい場合はもってこいの環境です。

そして女子では高棚と並んで唯一、個室を引ける可能性がある製作所なので、どうしても個室が良い場合は第一希望を高棚、第二希望を大安にする手も。

製作所の希望を出す時にあえて大安を選ぶ人は少かもしれませんが、実家が三重で自宅通勤の人であれば大安製作所でも不自由は無いかと思います。

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