むかし自分が大学生だった頃、少しだけ社会人の方からビジネスを学んでいた時期があります。
その人から学んだ事は色々ありますが、その中でも最も強く印象に残っているのが自責思考”です。
ビジネスにおける自責思考とは
ここでいう自責思考とは、何か上手くいかなかったらその責任は全て自分にあるという考えです。
- 部下が糞
→ 仕事ができないのは自分の教育方法に問題があるのでは?どうにも使えないなら上に直談判して異動してもらうとかは? - 上司が糞
→ 上司を上手くハンドリングできてないのは自分やん。周囲を巻き込んで上に直訴したり、上司をあしらうのが下手なだけでは? - 職場が糞
→ その職場を選んだのは自分やん。事前のリサーチ不足なだけでは?
問題が起きたらいつも他人ばかり責めて自分の落ち度に目を向けない or 自分の過失を直そうとしない人はいつまで経っても成長はしません。
仕事をしていればトラブルは避けられませんが、そのトラブルに対して自分が打てる手は必ず1手や2手はあるはずです。
他人に中指立てて「Fuck!」と言ったところで目の前にある問題が解決するわけではありません。
それなら目の前の問題に対して自分ができることをやる方が建設的ですし、将来の自分のためにもなるハズ・・・
これが自分の教わった自責の考えでした。
自責思考の考えは後生大事にしたい
この自責思考を教わったときはまさに青天の霹靂というか、Eureka!というか・・・ともかく凄い衝撃を受けたのを覚えています。
その人と関わったのはたった3か月程度でしたが、この自責の考えは今もなお自分のビジネス思考における屋台骨としてしっかり生きています。
生涯にわたって大事にしたいところです。
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